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2005-2006年,2011年‐現在に至るブログ。

薬類


ローゼル摘みをしました。 

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ローゼルというのはハイビスカスの仲間です。
お茶はハイビスカスティと呼ばれます。

花を愛でるはハイビスカス
食するのはローゼル


同じ葵科です。
アオイ科にはオクラがありますが、
オクラのような種があり
これも食べることができる
(教えてもらいました)

タネを採っているとわかるのが
トロッとしています。

花托を切り
萼と花弁
そして果実
に分けて処理します。
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フレッシュなうちに
お湯にすると
ティができます。

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酸味があるのですが
この酸味は美味しいねと
パートナーも絶賛です。

薬効については別記します


 

まあ、これは

一体なんの略なんだと

気になってきたので

調べてた

Wikipediaって便利すぎますね



NSAIDs  Non Steroidal Anti -Inflammatory Drugs
 

SAIDs  Steroidal Anti -Inflammatory Drugs 



Anti -Inflammatoryが抗炎症 

炎症がInflammatoryということで

ステロイド抗炎症薬

と非ステロイド抗炎症薬

です。





コロナウィルスで街の商店からマスクが消えた。
時を同じくしてアルコール消毒液が消えた。

マスクの次はトイレットペーパーやティッシュペーパー

人々はコロナウィルス対策のために奔走している。

消毒薬について
https://www.kenei-pharm.com/medical/countermeasure/feature/01.php

クレゾールについてお問い合わせがありました。


【第2類医薬品】日本薬局方 クレゾール石ケン液 100ml

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|初夏、胃の調子が

今年は梅雨入りも遅く関西では多くなく、暑いというよりも過ごしやすい日々が続いています。とはいえ、夏=ビールということでビールなど冷たいドリンクをたくさん飲んだ結果、少し下痢気味であったのですがスパイシーなものを食べたとたん胃に違和感が・・・。食あたり?ムカムカでもなくなんか変だなという感じで唾液が出て軽い吐き気がしました。あいにく胃腸薬が自宅になかったのでドラッグストアに直行。薬を飲んでしばらくすると治りました。スメクタテスミンと漢方薬飲みました。漢方薬は五苓散、五苓散はよく出る漢方薬ですが今まで使うことがなく初めて飲みました。

|五苓散

水分の巡りをよくして余分な水分を尿などで外に出します。自分では、たぼたぼと胃に水が溜まっている感じはしませんでしたが、そのような症状に見舞われることがあります。
五苓散は頭痛、腹痛、偏頭痛、口の乾き、尿量の減少、夏バテ、嘔吐、下痢、二日酔い、顔面神経痛、帯状疱疹、乗り物酔い、めまい、胃炎、むくみ、しびれ(漢方薬キャラクター図鑑)です。そういえば私は疲れた時に顔の神経痛や帯状疱疹にかかったことがあり、その辺もカバーしているということに驚きました。病気を体全体で考える難しさを感じますが漢方ではそれが多いですね。水分割合の多い子供には時に向いていて乗り物酔いなど子供にも使える存在です。


飲むと尿量が増えて翌朝には体調も戻り食欲も出てきました。きちんと整腸薬を入れて腸内環境を整えておくことも大切です。環境の変化、仕事の変化などに敏感に反応する胃を実感しています。


自分にぴったりの薬が見つかる! 漢方薬キャラクター図鑑 自分にぴったりの薬が見つかる! [ 新見正則 ]
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【第2類医薬品】ツムラ漢方 五苓散料エキス顆粒(48包)【KENPO_11】【ツムラ漢方】
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こんにちは。

昨日、薬膳料理で「十全大補雛」というのを目にしまして、一般医薬品(漢方)の「十全大補湯」をちょっと復習しようと思いました。台湾では漢方食材の市場には生薬をそのまま袋詰めして売られていますね。


|わたし体力がなくて・・・

割と有名な漢方薬「十全大補湯」は体力が衰えている方に提案します。十全大補湯は気血双補剤です。十全大補湯は気力と血を増やす役割をすると古来より語り継がれてきました。昔は高貴な身分の人が得られるお薬だったのではないかと思います。同様に体力の衰えに対する漢方はいくつも存在します。例えば、補中益気湯、人参養栄湯などです。どれにするか自己判断は難しいでしょう。医薬品ですから勝手な判断は禁物です。



|漢方が安心という思い込みが蔓延

漢方だから安心とか副作用がないといった誤解があります。改善されていくといいなと思います。私もそうですがこの業界に入って勉強するまでは漢方は安心安全と思い込んでいました。こういった思い込みが蔓延するのはあまりよろしくないです。食品などもテレビで見て殺到するというようなことがありますが正しい理解が進んで欲しいものです。


十全大補湯は大きく二つの漢方が合わさってできています。補血活血の四物湯と補気健脾の四君子湯です。そして・・・




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昨日は暮らし薬膳講座が関係する
ショッピングセンター内で行われました。
私も運営のお手伝いしてまいりました。

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薬膳の講座を聞くと関連ある
生薬が頭に浮かびます。

漢方というものは
複数の生薬が合わさっているがゆえの効能があります。
それゆえ、それぞれの含有生薬について個別に語ることは適切ではありませんし、してはいけません。

ただし生薬を頭に浮かべて
生薬がどの漢方に含まれるかを改めて
おさらいすることは必要です。
食材や薬膳のお話は考える機会として
楽しく受け取っています。



昨日はよもぎの話がありました。
よもぎはお腹を温める効果があるとかお灸の素材である他
沖縄でもおソバにのせている理由などは初めてお聞きして
大変興味深かったです。

ヨモギといえば祖母を思い出します。
よもぎ餅をこしらえて届けてくれました。

今日は復習を兼ねてお勉強を・・・。



よもぎの葉は艾葉(がいよう)と呼ばれる生薬です。

ちょうどニガヨモギについても調べておりましたので
よもぎやニガヨモギなどについて、また漢方について
これを機に
整理しておきたいと思います。


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こんにちは。

悩むかたが増え続けている花粉症
長年花粉症に悩んでいる男性
お薬は極力控えたいが、
くしゃみが止まらない。

小青竜湯だけでは症状を抑えきれない様子
花粉症に小青竜湯や葛根湯加川芎辛夷を用いる。

眠くならないという点で漢方を選ぶ人もいる。
今回は小青竜湯と銀翹散半量を提案。

結果
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梅雨の時期に出やすい症状

化膿性湿疹や水疱は梅雨時に現れやすい。
十味敗毒湯を試してみました。

華岡青洲が日本で作ったものです。



化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、じんましん、湿疹・皮膚炎、水虫

かゆみ、ただれがあり、熱感を伴う やや口喝あり。





【第2類医薬品】十味敗毒湯エキス錠クラシエ(180錠)【クラシエ漢方 赤の錠剤】
【第2類医薬品】十味敗毒湯エキス錠クラシエ(180錠)【クラシエ漢方 赤の錠剤】








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一般的に防風通聖散は肥満対策として
訴求されることが多い。

小林製薬のパッケージ例
一部の効果をクローズアップしている





研究資料、内容を見てみると
炎症に対する方剤として
使用例は広い。



普段、薬草薬樹に関わりの深い
市販薬、とりわけ漢方薬を
仕事にしているので
一度足を運ぼうと思っていました。



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年月が経ち、財政も追いつかないのか?

少し荒れています。

どの植物の看板なのか?
看板も落ちていたり
はがれていたりします。




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菖蒲の頃はさぞ美しいでしょう。

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神農の像


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薬学部との連携

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館内展示

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食事

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山菜の天ぷらなど

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季節柄、入り口では
当帰の苗が売られていました。

薬草薬樹公園
http://www.yakuso.gr.jp/kouen.html

桃核承気湯を試す 2018.4
冷えのぼせや便秘症状 お血(血流が悪い)時に使う漢方。
芒硝(乾燥硫酸ナトリウム)が入っている。
りゅうさんナトリウム、sodium sulfate  Na2SO4

近縁に調胃承気湯


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ドクダミ科
じゅうやく(十薬 重薬)が民間薬だと子どもの頃に母から聞かされて育ちました。
生薬では清熱薬に属します。

ちょうど梅雨時期に花が見られる。
この白いのは花びらではないということ。黄色の部分がお花です。


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今読んでいる本の記録

「傷寒六経病変」
これは出版は中国で
日本語対訳がある書籍です。

とても時間がかかりそうですが
今まであまり理解がすすんでいなかった
経絡と病気の関係
傷寒なので急性熱性病や伝染病について
中医学から解説しています。


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生薬は英語でクルード・ドラッグというそうです
crude drug は単一の化学成分にすることなくそのまま使用するという意味だそうです
英語にするとわかりやすいですね。


モルヒネは阿片という生薬から単離した成分で
阿片にはそのほかに多くの化学成分からなりたち
薬効もいろいろ含まれる

「植物はなぜ薬を作るのか」斎藤和季著は
そのあたりの疑問もわかりやすく説明されています
とても参考になります。



漢方のはなし

温清飲と温経湯は名前がやや似ているのですが

基本は温清飲が熱証、温経湯は散寒剤で寒証に用います。続きを読む


桂枝湯を基本にして
さまざまな方剤がある。

芍薬を増やすと桂枝加芍薬湯

桂枝湯の構成は以下のとおり

桂皮
乾生姜
白芍
大棗
炙甘草

桂皮はシナモンのこと。参考:タケダの生薬図鑑より引用
停滞しているものを動かし、発散させる作用をもちます。古くから中国では薬物の王として扱われています。桂皮は桂アルデヒド、オイゲノール、サフロール、フェランドレン、リナロールなど含む

表熱虚証で発熱しているとき
汗があるときは汗をとめ
汗がない時はわずかに発汗し解熱とある。(解気という)



では桂枝湯を基本に何と何とを加えたものが葛根湯か?
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十味敗毒湯は華岡青洲が作ったお薬です。
経験的にどのような場合に用いられ現代にいたるのか、他薬との違いについて

※春は湿疹やかゆみを訴える方が多いです。
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柴胡加竜骨牡蛎湯か桂枝加竜骨牡蛎湯を考えて記録。

竜骨牡蛎はカルシウム
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補中益気湯は益気昇提(えっきしょうてい)。

気虚の治法
益気とは補気のこと。
昇提とは中気(脾気)を上に引き上げる。

これを食養生で行う場合は
長芋を用いたりする。
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